山中デザイン研究室

オノマトペのある生活

高橋杏子(環境4)

振ると"ぱらぱら"の文字がこぼれる小瓶や、"ぺた"という形のマグネット…。自分の行動に対して、オノマトペ(擬音/擬態語)が目に見えて残る不思議な世界を想像し、作品を製作しています。

amune

小野寺志乃(M2) / 伊藤実里(B3)/ 黒崎友哉(B4)

"amune"は、布の構造を抽象化したピースです。これを自分の手で組み替えることで、構造の違いによる布の性質の変化を体感することができます。

Chair for Two scenery

江角一朗(M2)

背中合わせにふたりで座るこの椅子は2つの素材で出来ています。3.11のがれきを固めた木材とごくありふれた輸入合板。全く異なる物語を持った素材をつないだ椅子から見える2つの風景。触れあう背中から伝わってくるものは何ですか?

Bio-likeness Robot

山中俊治(教授) / Manfred Hild(研究者) / ソニーCSL(企業) / 村松充(D3) / 江角一朗(M2) / 内藤峻洋(B2) / 藤吉賢(B2)

私たちはどのようなものを『生き物らしい』と感じるのでしょうか?Semni Robotプロジェクトでは、生物の根源的な反射運動を応用した機構をもつ、生き物らしいロボットの研究をしています。

対向三指電動義手

阪本真(M2) / 荒牧悠(M1) / 中村耕太(B3) / 大長将之(B2) / 山中俊治(教授)
共同研究者:河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター) / 吉川雅博((独)産業技術総合研究所) / 田口裕也((独)産業技術総合研究所)

シンプルで高性能な対向3指電動ハンドを用いた前腕切断者用の電動義手を開発しています。日常生活における「非利き手」が担う役割を満足させ、多くの人が、簡単に、そして自然に使える新しい「手」のかたちを提案します。

Liquid

神山友輔(D3) / 早川裕彦(B4) / 村松充(D3)

水をこぼすという行為に着目した作品。日常生活の中で水がこぼれるという現象は私たちをネガティブにさせてしまう。しかし、流れていく水の輪郭に沿うようにして刻々と変化していく様子が、思わず水をこぼしたくなる感情を抱かせてくれる。

地球軌道上作業ポッドのデザイン

佐藤翔一(B4)

将来の宇宙開発において、国際宇宙ステーションのような巨大建造物をより効率的に建設する為の一人乗り作業ポッドのデザイン提案を行う。

のりもの

開発:中村耕太(B3) / 髙橋鴻介(B1)

山中デザイン研究室生有志による「面白いのりものをつくろう」の声から製作がはじまったプロジェクト。本研究では特にホバークラフトの操作性に主眼を置き、よりスムーズかつユーザーフレンドリーな制御系やUIについて洗錬を重ねる。

あれとそれ

荒牧悠(M1)

普段は気づくことにさえ値しない、その当たり前な出来事は、果たして何が原因で当たり前の印象を持てているのでしょうか。そのことがきになり、作品を製作しています。

Asimetria

冊子制作:西谷圭(M2)
開発・展示:山中俊治(教授) / 西谷圭(M2) / 荒牧悠(M1) / 角尾舞(SFC研究所員) / 早川裕彦(B4) / 折笠舞(B2) / 江藤元彦(B3) / 高桑早生(B2)
協力:公益財団法人日本ユニフォームセンター(平成22年度助成事業) / 財団法人鉄道弘済会義肢装具サポートセンター

2011年3月から2012年3月の期間で、陸上競技用下腿義足のためのランニングウエア“Asimetria”の開発を行っていました。実際に使用することができるモデルに至までの過程を、漫画とコラムを用いた本で紹介します。

女性用大腿義足

開発・展示:山中俊治(教授) / 篠田泰平(政メ修2) / 角尾舞(SFC研究所員) / 神山 友輔(政メ博3) / 藤咲潤(環2) / 渡邊香織(総2)
協力:財団法人鉄道弘済会義肢装具サポートセンター、村上清加

女性用大腿義足は2008年から続いている「美しい義足」デザインプロジェクトの一貫として製作を続けています。来春の実用化を目指し、本研究では1人の女性を対象に日常用右大腿義足の製作を行っています。

筧研究室

苔画

木村孝基(M1) / 筧康明

苔画はスナゴケの乾燥時と湿潤時における形状変化を、美しく、強調し演出する舞台である。部分的に水分を与えたり、乾燥を促すことで、スナゴケの環境適応能力を魅せることができる。 分離/伸縮など粘土の状態に応じて光の色が変化します。様々に光る色と形により新たな粘土造形の表現可能性を探ります。

lapillus bug

河野通就(M1) / 筧康明 / 星貴之(名工大)

デジタル制御による必然的な動作とその中で生じる偶発的な動作とが組み合わさった素材の振る舞いは、これまで表現されてこなかった素材の可能性を抽出したものである。本研究では、この素材性を用いて、一般に無機的である素材を浮かし、動かすことで、その素材が``生き物''であるかのように表現する。

dePENd

山岡潤一(M2) / 筧康明

dePENdは磁石と機械を用いて紙とペンでの筆記をアシストするシステムである.フリーハンドで正確な円や直線を描画できたり,描画物を記録し,任意の場所に複製できる.

syncFish

池澤彩野花(B3) / 筧康明

syncFishは、ジェスチャにより金魚の動きに変化を与える、インタラクティブな水槽アートである。人の動きにあわせて、一定方向に流れる縞模様を水槽にプロジェクションし、金魚に水の流れがあるように錯覚させることで実現した。

ペタンコ麺棒

中垣拳(総合4) / 今野恵菜(環境卒) / 田代俊太郎(環境4)/ 池澤彩野花(環境3) / 木村優作(環境3) / 仁義勝(環境3) / 筧康明

ペタンコ麺棒は、身の回りのどんな物体でも麺棒で粘土のように潰して伸ばしているかのような体験ができる触覚VRシステムである。麺棒型のインタフェースに取り付けられたクランク機構やブレーキよって凹凸感や摩擦感を提示する。

Shaboned Garden

平山詩芳(政メD2) / 筧康明

"Shaboned Garden"は、制御されたシャボン玉の群像により、美しく、繊細な表現が生成される一方で、風や人の振る舞いによって簡単に壊れる。設置された環境の様々な要因により情報が偶発的に変化する情報表現装置である。

加藤研究室

つぶやき便

上地里佳(M2)

東京都三宅村を対象地とし、人びとの習慣的なふるまいの観察で得た知見から、日常的に自然と手にできるメディアの制作をおこなった。「つぶやき便」から生まれた様々なコミュニケーションのかたちを紹介する。

POSTRAM

新飼麻友(B4)

活気あふれる場所はどのようにしてつくられているのか。コミュニケーションという観点から人に注目し、富山のまちで活躍する魅力あふれる人を「よそ者」の視点で切り取りポスターを制作した。ポスターは市内電車やまちに掲示されている。

コミュニティプレスの旅

尾内志帆(M1)

コミュニティプレス。それは地域との新しいかかわり方の提案である。特定の町を取材することで、取材者自身が根を下ろし、まちとつながる…。そんなちいさなメディアの可能性を、全国の事例を調査・分析することで探る。

「粗悪」の生態

郡司斐(M1)

ドン・キホーテ、ヤマダ電機、楽天市場、プリクラ、モテ本、情報商材の広告等の、一般的な存在でありながら「不愉快なもの」「文化的価値の無いもの」と言及されることが多い《粗悪なもの》について、肯定的な側面から調査・分析を行う。

酒屋の群像

丸本智也(B4)

次第にその姿を消しつつある「酒屋」という仕事の現場に着目し、インタビューを重ね、丁寧な聞き書きを行なった。本作品ではそれらを一冊の本としてまとめることで、いまの「酒屋」の姿を知る手がかりとすることをねらいとしている。

脇田研究室

Transience

辻 航平(M2) / 脇田 玲

Transience は日本の風土が醸成した無常観を,紙とコンピュテーションが織り成すダイナミックな色彩の移ろいによって表現した日本の伝統的表現を開拓した作品である.

Your Word Is a Warm Gun

佐藤鐘成(B4)

「メディアアート」と言葉の関係性を考えます。創作者と鑑賞者の対話の可能性を、言葉という原始的な記号を用いた本作品を通して考えていきたいです。

田中研究室

IPBP

佐々木未来也(M2)

デジタル画像から多色刷り版画製版をおこなう為のソフトウェア。使用する絵具を選択し、シミュレーションをしながら調整をおこなうことで、自分の気に入る絵柄になるまで版面をつくることができる。データはCNCを用いて製版する。

Morphological Computation on Self-Assembly System.

升森敦士(B4)

本研究では、目的の形状を自己組織的に構成可能なセルフアセンブリシステムの研究を行っています。本展示では、そのセルフアセンブリシステムの展示に加え、セルフアセンブリシステムにおける「形の計算」に関する研究成果の発表を行います。

Waveform Media

中村優介(B4)

人の声等の音声情報をオブジェクトにし、さらにそのオブジェクトから画像処理等によって元のメッセージを再生するという展示。音声記録媒体。

自然物を応用した3Dテクスチャデザイン

冨中裕介(B4)

本研究では、自然物を応用した3Dテクスチャデザインに関する基礎検討を行っています。今回は、デジタル制御の工作環境での制作手法を示し、同時にプロトタイプを展示します。

編み目理論

廣瀬悠一(M1) / 對馬尚(B2) / 芹澤舞耶(B2)

物体を造形するプロセスを演算と捉えた際「加算系」「減算系」と要素の関係性を組み替える「位相演算系」に分類できる。位相演算系の「編み」の造形プロセスと構造について他のプロセスと比較し、編み構造を用いた椅子を展示する

岩竹研究室

TEXTURE MAPPER

小山慶祐(B4)

現在の音楽において、「音の質感」というものが重要なパラダイムとなっている。TEXTURE MAPPERは、電子顕微鏡で様々なマテリアルの質感を観察することを通じて、音響と映像の質感を体験をする作品である。

藤田研究室

見習い漁師コモモの物語

新部貴弘(B4)

早朝4時、日の出予感に大気が震え、まだ風が夜の冷たさを残す頃。一艘の小舟を海に放つ一人の少女の姿が見える。彼女の名前は 桑原桃子、高校を卒業したての19歳の見習い漁師である——―これは彼女の1年間を記録したドキュメンタリーである。

SFC * SFC

The Power of Mum: Chara Ben Project ーおいしく、たのしく、うつくしくー

青木優莉(環2) / 天春里咲(環3) / 大嶋泰介(M1) / 太田和也(環3) / 大西未希(M2) / 金崎健治(M1) / 菅野恵美(総3) / 桑原維子(総2) / 郡司斐(M1) / 小島清樹(総4) / 佐々木未来也(M2) / 下垣健介(環2) / 田中優里(環2) / 廣瀬悠一(M1) / 深澤匠(総2) / 山口 太郎(総3) / Brandon HUR(D) / 加藤文俊 / 田中浩也 / 水野大二郎
櫻井亮(NTTデータ経営研究所) / 田島瑞希(NTTデータ経営研究所)

本プロジェクトは, 作り手の創造性発揮の場である「キャラ弁」をアナロジーとして,「おいしく,たのしく,うつくしい」新しい食文化を提案することに取り組んでいる。今回はResearch・Fieldwork・Ideationを経てPrototypeした作品を展示する。