Category : News
2017.1.17

X-Design研究会合同説明会「デザイン系志望だがどこの研究会か決めかねてるあなたへ。」

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 エクス・デザインプログラムの説明会を開催します。デザインに興味はあるがどこの研究会に所属しようか決めかねている方や大学院進学に興味のある方の参加をお待ちしています。

日時:2017年1月18日(水) 19:30 ~ 21:00

会場:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス τ12(タウ12・大学院棟1F)

所属教員

石川初
オオニシタクヤ
筧康明
加藤文俊
田中浩也
中西泰人
鳴川肇
松川昌平
水野大二郎
脇田玲

※エクス・デザインプログラムに所属する大学院生への質問も受け付けます。

 

2016.9.5

筧康明研究室がArs Electronica Festival 2016 「Alchemists of our Time Exhibition」に4作品を出展

 

メディアアートの最高峰のフェスティバルArs Electronicaフェスティバル(オーストリア、リンツ)で筧康明准教授および研究室のメンバーが4点の作品展示を行います。今年のテーマは、“Radical Atoms and the alchemists of our time”。アルケミストの一人として筧康明准教授が選ばれ、研究室のメンバーと共に新作を展示することになりました。筧研は3年連続でフェスティバルでの招待展示を行うことになります。

Yasuaki Kakehi lab will exhibit four new pieces at Ars Electronica Festival 2016 (Sep 8-12, Linz, Austria). This year’s theme of the festival is “Radical Atoms and the alchemists of our time.” Prof. Yasuaki Kakehi and his group were selected as one of the “alchemists of our time.” During the festival, they will exhibit following pieces at PostCity:
Loopers (Yasuaki Kakehi),
microcosm (Shohei Takei and Yasuaki Kakehi),
Phytowalker (Junichi Yamaoka and Yasuaki Kakehi), and
Single Stroke Structures (Takahiro Hasegawa and Yasuaki Kakehi).

 

 

Ars Electronica Festival
http://www.aec.at/radicalatoms/en/

Alchemists of our Time Exhibition
http://www.aec.at/radicalatoms/en/alchemists-of-our-time/

Artist Lab Yasuaki Kakehi
http://www.aec.at/radicalatoms/en/artist-lab-yasuaki-kakehi/

 

2016.9.5

脇田教授がArs Electronica Festival 2016 「Deep Space 8K」に出展

 

オーストリア・リンツで行われる世界最高峰のメディアアートの祭典Ars Electronica Festival 2016に脇田教授が出展します。
アートとサイエンス、デジタルアートとメディアカルチャーなど分野をまたにかけた芸術・先端技術・文化の祭典である本展示では、大規模プロジェクション空間「Deep Space 8K」を舞台に、日本を代表するミュージシャン・音楽プロデューサーである小室哲哉氏とのコラボレーション作品「Scalar Fields」を発表します。

 

Credit: Florian Voggeneder

 

Ars Electronica Festival
http://www.aec.at/radicalatoms/en/

Deep Space 8K
http://www.aec.at/feature/en/deep-space-8k/

Deep Space 8K – Scalar Fields
http://www.aec.at/radicalatoms/en/deep-space-8k-scalar-fields/

 

2016.9.1

OKAZAKI LOOPS 「音」をとらえる展に筧康明准教授が出展

 

2016年9月2日から4日にかけてロームシアター京都で行われる岡崎音楽祭OKAZAKI LOOPSにて、サウンドアート展『「音」をとらえる』に筧康明准教授が参加します。
今回の展示では、紙楽譜をテーブルの上で動かしながら音を奏でる演奏インタフェースonNote v2を発表します。

 

OKAZAKI LOOPS : http://okazaki-loops.com/
「音」をとらえる :  http://okazaki-loops.com/program/promenade/
2016.8.6

「チカラとウゴキ展」に脇田教授と筧准教授が出展

ナレッジキャピタル「ザ・ラボ」(大阪府)にて開催される「IMPETUS AND MOVEMENT チカラとウゴキ展」に脇田教授と筧准教授が出展します。

 

 

     

脇田玲 教授   筧康明 准教授

 

本企画に携わるアルスエレクトロニカ(ARS ELECTRONICA)とは、オーストリア・リンツ市に拠点を置く、メディアアートの世界最高峰の機関です。毎年9月にアート・テクノロジー・社会をテーマに行われる「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」の他、美術館・科学館としての「アルスエレクトロニカ・センター」、メディアアートの最先端コンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」、R&D機関である「フューチャーラボ」の4部門を統括しています。
ナレッジキャピタルでは「アルスエレクトロニカ」と開業前から交流を持ち、ナレッジキャピタルのコンセプトにある「感性」に重要なクリエイティブ面での国際連携を推進しており、2014年11月からは、「ARS ELECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITAL」と題し、国内外のトップアーティストが参加する先品展示やワークショップを定期的に開催しています。(※プレスリリースより一部抜粋)

 

Ars Electronica : http://www.aec.at/
photo: Nicolas Ferrando,Lois Lammerhuber

 

展示概要
IMPETUS AND MOVEMENT チカラとウゴキ展
期間 2016年8月18日(火)〜11月6日(日) 10:00−21:00
会場 グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル The Lab. みんなで世界一研究所
入場料 無料
オープニングパーティ、トークセッション、ワークショップ等企画多数

なにかが動く時、そこにはそれを動かす「チカラ」が働いています。
川の流れ、風の動きといった自然の中のチカラだけでなく、人間はテクノロジーを使い、さまざまなものを動かしてきました。
この企画展では、木製の輪がゆっくり動くことによって普段意識することのない「地磁気」のチカラを感じさせてくれる赤松音呂の「チジ木」、磁力で虫のようなウゴキをする「Loopers」やシャボン玉をスイッチにした電子回路「Iridescent Circuit」など、慶應義塾大学 筧康明研究室の作品群、また目に見えない空気の流れを美しく可視化した、脇田玲による「Furnished Fluid #2」を紹介します。
目に見えないチカラをアーティストたちが自然やモノ、テクノロジーからどのように着想し、目に見えるウゴキにいかに昇華させているかを体験します。
(※公式ページより抜粋)

参加アーティスト
赤松 音呂、筧 康明、脇田 玲

主催:一般社団法人ナレッジキャピタル

リンク
公式ページ http://kc-i.jp/activity/arselectronica/vol06/
プレスリリース http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000014551.html

 

2016.7.16

XD説明会開催 〜大学院を目指す学部生たちへ〜

 

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 エクス・デザインプログラムの説明会を開催します。エクス・デザインプログラムの取り組みや大学院進学に興味のある学生の皆さんの来場をお待ちしています。

日時:7月20日(水) 18:10 ~ 19:30

会場:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス SBCセンター

登壇者
脇田玲(環境情報学部教授)
水野大二郎(環境情報学部准教授)
松川昌平(環境情報学准教授)
鳴川肇(環境情報学部准教授)
中西泰人(環境情報学部教授)
田中浩也(環境情報学部教授)
加藤文俊(環境情報学部教授)
筧康明(環境情報学部准教授)
オオニシタクヤ(環境情報学部准教授)
石川初(政策・メディア研究科教授)

※研究室所属学生の登壇あり

 

2016.4.28

日本科学未来館のジオ・プリズムに流体ビジュアライゼーションを提供

 

日本科学未来館に新設されたジオ・プリズムに脇田研究室が流体ビジュアライゼーションを提供しました。
ジオ・プリズムはAR(拡張現実感)技術を用いて、ジオ・コスモスにデータやシミュレーションを重ねて表示できるシステムです。
脇田玲研究室は海洋研究開発機構(JAMSTEC)から提供された超高解像度海洋大循環モデルOFESのデータを使い、地球上の海流を可視化するシステムを開発しました。

リンク: http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/tsunagari/geo-prism.html

 

 

 

 

 

2015.8.27

川崎和也さんがアクシスギャラリー企画「第10回 金の卵 オールスター デザイン ショーケース」にてトピックに選出

x-DESIGN 水野大二郎研究会に所属する環境情報学部の川崎和也さんが、東京・六本木・アクシスギャラリーで開催される「第10回 金の卵 オールスター デザイン ショーケース」にて、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのイノベーション・デザイン・エンジニアリング学科、京都工芸繊維大学KYOTO Design Labの活動とともに、デザインをめぐる社会状況に対して特筆すべき作品「トピック」に選出されました。作品テーマは、ファッションデザインとクリティカルデザイン「Speculating Living Materials and Future Dressmaking バイオハッキングと未来の洋裁」です。同じく、水野大二郎研究会に所属する政策・メディア研究科修士課程の村尾雄太さんの作品「Critical design and Alternative typography」も展示されます。テーマはタイポグラフィとクリティカルデザインです。


作品概要:

Speculating Living Materials and Future Dressmaking 
川崎和也

植物や食べ物のみならず、身の回りの製品——衣服さえも、バイオテクノロジーによって作られるとしたら——。本作品は、一般市民がキッチンやバスタブなどの家庭環境を転用し、まるでハッカーのように生物実験をおこなう「バイオハッキング」によって制作された。 自家培養で作られたセルロースゲル素材を使用した衣服の制作を通して、未来のファッションデザインを推論する。

 

Critical design and Alternative typography
村尾雄太

5000年先の未来とのコミュニケーションの方法や文字のない世界、極端な監視社会などの仮想的な未来——。そのような世界で使われる文字の形態を想像しデザインすることは現在のデザインのあり方に対し示唆的な価値を持つのではないだろうか。本作品ではいくつかの実践を通し未来への想像力を介したタイポグラフィの可能性を探る。 

 

展覧会概要:
第10回 金の卵 オールスター デザイン ショーケース
テーマ「Back to the future —これからデザインにできること」
期間 2015年08月27日(木) ~ 09月06日(日)11:00 ~ 20:00(最終日は17:00まで)
会場 アクシスギャラリー
入場料 無料
お問い合わせ Tel. 03-5575-8655

展覧会について:
アクシスギャラリー恒例の本展は今年で10回目。これまでに作品を出展した学生は約400名、ポートフォリオ参加者は約1,500名に上ります。今回は、先人たちの経験や知見、技術などを改めて知ることで、さらに前に進んでほしいという示唆を込め、「Back to the future―これからデザインにできること」をテーマとしました。
会場では、大学からの代表作品、公募作品のほか、約110名分のポートフォリオを展示。併せて、デザインによる社会変革を目指し、海外の大学や機関との共同研究を推し進める京都工芸繊維大学KYOTO Design Labや自家生成されたバイオ素材による衣服の可能性を探求するプロジェクト、海外からは、クリエイティブなアイデアと高度なエンジニアリング技術を融合し、数々の製品を生み出しているロイヤル・カレッジ・オブ・アートのイノベーション デザイン エンジニアリング学科を紹介します。皆様の叱咤激励をお待ちしております。

出品学生によるプレゼンテーション:
8月29日(土)14:00~
9月 1日 (火)18:30~
9月 4日 (金)18:30~
会場: シンポジア(B1F)

協賛・協力・後援:
協賛:コクヨファニチャー株式会社、コニカミノルタ株式会社、株式会社島津製作所、株式会社東芝、日産自動車株式会社、日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社、富士通デザイン株式会社、株式会社本田技術研究所、三井ホーム株式会社

協力:
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、株式会社エルトキオ、株式会社光伸プランニング、株式会社トゥールズインターナショナル、吉川紙商事株式会社ほか

リンク:http://www.axisinc.co.jp/building/eventdetail/420

 

2015.4.16

水野大二郎研究室 成果報告会「デザインをめぐる問い」

Keio University Faculty of Environment and Information Studies
Daijiro Mizuno Laboratory
Exhibition: Design Inquiry 

慶應義塾大学環境情報学部・水野大二郎研究室は、めまぐるしく科学技術が変化するなかで、あくまでも人間を中心に据えたデザインの研究を行っています。
使い捨てではなく、資源の維持可能性を問うデザイン。
見過ごされてきたが、よくできたモノの価値を問うデザイン。
遠い未来を推論し、人間とモノと社会の関係を問うデザイン。
本展覧会ではこれら3種類の、デザインからの問いかけを通して生み出された研究をご紹介いたします。
どうぞご高覧ください。
切迫するさまざまな社会的課題に対して、デザインはなにをなしえるでしょうか?
またデザインによって、人間の社会はどのように変化するのでしょうか?


開催概要

会期:2015年4月25日(土) – 4月26日(日)
時間:11:00 – 19:00
場所:世田谷ものづくり学校IIDギャラリー
主催:慶應義塾大学環境情報学部・水野大二郎研究室


作品情報

瀬川辰馬「陶葬」
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本研究は、焼成という陶芸の技法を通じて、現代社会の廃棄物が内包する〈工芸的なマテリアル〉としての潜在価値を実践的に探求するものである。任意の提供者から譲り受けた、壊れてしまった日用品を高温にて酸化・微粉砕し、それを釉薬の着色剤として再利用する陶磁器作品の制作を通して、工学的な指標とは異なるかたちでのカルチュラルなマテリアル・サステナビリティを社会にプロトタイプすることを目的とする。

村尾雄太「Design for Extreme Storage」
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「誰が」「何故」「どのように」「何の」情報を未来に遺すのかという問いから生まれた、レーザーカッターの最高解像度1200dpiに応じたグリッドを用いて設計されたタイプフェイス(書体)デザイン。
レーザーカッターを用いて一般の人の視力で判別可能な限度を追求した結果、デジタルデータに比べて遥かに情報容量は少ないが、物質媒体としての耐久性に優れた石や鉄など「長期保存」できる素材に誰でも彫刻可能なレーザーカッターの利用を前提にしてつくられた。

太田知也「WIRED2035 – A Possible Future Issue」
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本研究は、近年のデザインリサーチにおけるクリティカル・デザインという領域・手法において「フィクション」が方法論的に用いられているという事実に着目しつつ、それが推論的に未来の社会を展望しうる「研究」としての意義を持つ可能性を実践的に検証していく。具体的には、アメリカ発の『WIRED』という雑誌媒体をひとつのフィクションとして制作し「2035年のありうる未来」を想像する。極めて身近な雑誌というメディアを転用することで、それを含む2035年の技術環境を想起させるようなデザイン・フィクションのプロジェクトである。

川崎和也「Grow Your Own Fabrics」
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本研究は、自分の衣服を自分で育てる未来の持続可能な衣生活についての推論を通して、生物と共に生成するマテリアルの可能性を実践的に追及するものである。具体的には、微生物を用いたバイオセルロース繊維の開発と、変形菌の原形質流動による柄の生成を試みる。今回は、リベラルな市民が自らの日常生活において最新の生物実験を実現する「バイオ・ハッキング」というアクティビズムに着目し、DIYによって可能な合成生物学の実験過程を展示する。

洋裁2.0 – Dressmaking2.0
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新たな工作機械の普及やそれに伴う「ふつうの人々」による洋裁の勃興によって「買う、着る、捨てる」ではなく「つくり直す、伝える、売る」という新しい道を模索することができるのではないだろうか。本研究では大量生産・消費による使い捨てを前提としたファッションのあり方を更新すべく、コンビニの「のぼり」などの「都市の幸」を材料としながら資源の維持可能性を問いなおすファッションデザインを実践する。本展覧会ではその成果物を展示する。

ありふれたデザイン – Design for the Mundane World
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Design for the Mundane Worldとは、凡庸で、ありふれているがゆえにその価値が見過ごされたモノによって構成された「ありふれた世界」を問う試みである。人工環境にあるすべてのモノはデザインされている。それらのつくられ方や使われ方を分析することで、デザインの本質的な価値を見いだすことが出来るのではないだろうか。意匠的な美しさだけを追求した刹那的な表現がデザインではない。デザインを構成する要素は、芸術、技術、経済、社会など、様々な視点から論じることができるだろう。

 

洋裁2.0関連ワークショップ「のぼり旗から毛糸を紡ぐ」

関連イベントとして、ファッションデザインに関するワークショップを開催します。
本企画はのぼり旗から毛糸を紡ぎ、ブレスレットを制作するワークショップです。のぼり旗はコンビニを始めとする街中の店舗で季節商品の宣伝に使われるため、早いサイクルで廃棄されています。このような既存の「都市の幸」を材料として捉え直し、デザインへの応用を目指します。具体的には、のぼり旗をほぐして綿状にする反毛作業を経て、その綿から紡錘機を使って毛糸を紡いでいきます。最終的には自作の毛糸を用いてブレスレットを制作するところまでを体験することができます。会期中は常時開催しておりますので、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

 

公式Twitter
公式facebook

2013.7.11

SIGGRAPH 2013 筧康明研究室から4件の発表予定

アナハイムで開催されるコンピュータグラフィクスとインタラクティブ技術の国際会議 SIGGRAPH 2013 で筧康明研究室から4件の研究成果を発表します。

 

Ryo Oshima and Yasuaki Kakehi:

“ourcam: On-Site Programming Environment for Digital Photography”

ACM SIGGRAPH 2013, SIGGRAPH Mobile, Demo (2013.7)

 

Yumi Nishihara, Marina Mitani, Kotaro Abe, Fuka Nojiri, Eri Sekiguchi, Hitomi Tanaka and Yasuaki Kakehi:

“Perch on My Arm!: A Haptic Device that Presents Weight and a Sense of Being Grabbed”

ACM SIGGRAPH 2013, Posters, (2013.7)

 

Hitomi Tanaka and Yasuaki Kakehi:

“SteganoSonic: A Locally Information Overlay System Using Parametric Speakers”

ACM SIGGRAPH 2013, Posters, (2013.7)

 

Mayu Yamashita, Junichi Yamaoka and Yasuaki Kakehi:

“enchanted scissors – A Scissor Interface for Support in Cutting and Interactive Fabrication”

ACM SIGGRAPH 2013, Posters, (2013.7)

 

SIGGRAPH 2013

http://s2013.siggraph.org/

 

慶應義塾大学SFC 筧康明研究室

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/

2013.6.24

新部貴弘さん(制作当時・環境情報学部4年)が第16回ゆふいん文化・記録映画祭/第6回松川賞を受賞しました

藤田修平研究室の新部貴弘さん(制作当時・環境情報学部4年)による2012年度秋学期卒業制作作品の映画『桃と小桃とこもも丸』が、「第16回ゆふいん文化・記録映画祭/第6回松川賞」を受賞しました。

今年の2月に行われたXD展(XD Exhibition 2013)

http://xd.sfc.keio.ac.jp/xd2013/works/


で上映された『見習い漁師コモモの物語』は少し変更を加えて『桃と小桃とこもも丸』となりました。そして、その映画が第16回ゆふいん文化・記録映画祭、第6回松川賞を受賞しました。

XD展では、出演者の桑原桃子さんにもゲストとして来場いただきました。

この映画の上映と表彰式は6月29日(土)午後1時から予定されています。

http://movie.geocities.jp/nocyufuin/home.html

『桃と小桃とこもも丸』
製作:慶應義塾大学藤田修平研究室
制作・監督・撮影・編集:新部貴弘

藤田修平研究室
http://doc.sfc.keio.ac.jp/

2012.10.15

秋学期のXDコースの授業

9月24日より、SFCでは秋学期が始まりました。
今期予定されているXDの教員たちによる授業は以下のとおりです。

創造技法—プログラミング

メディア技術基礎(3Dプログラミング) 筧康明
メディア技術基礎(3Dプログラミング) 脇田玲

創造技法デザインと情報

シンキングプロセスデザイン 中西泰人
デザイン言語ワークショップ(コミュニケーション) 坂井直樹

先端開拓—環境情報系

デザイン戦略(アンビエントメディア) 田中浩也 水野大二郎
デザイン戦略(ムービングイメージ) 藤田修平
デザイン戦略(デジタルサウンド) 岩竹徹
デザイン言語(インタラクション) 筧康明 浅井智也 瀧田佐登子

特設科目

未踏領域のデザイン戦略 佐藤可士和 筧康明 村井純 山中俊治
ブランディングデザイン 水野学 山中俊治

2012.10.15

2012年前半の各研究室の活動報告

















筧康明研究室

筧康明研究室は、「実世界情報環境デザイン」というキーワードを掲げ、実世界への情報重畳メディアの創出、素材特性を活かしたインタラクティブメディアデザインなどをテーマに研究を進めています。今年度は、博士2年が1名、修士2年が3名、修士1年が1名、学部4年が5名、3年が4名、2年が6名所属していて、8月2日には春期の研究最終発表が行われました。デザインエンジニアの畑中元秀さんとMozilla Japanの赤塚大典さんをゲストに迎えて行った発表会では、学生の発表に対して、かなり具体的な質問がなされ白熱しました。

〈筧先生による春期最終発表会講評〉

「発表会はあえて公開するかたちをとっています。また、ゲストを呼ぶことで普段の指導とは違う意見がもらえる機会にもなっています。これは、同じ分野の研究者が集まる学会発表では得られない貴重なものです。実機のデモンストレーションも行いますが、人に伝えるために資料にまとめて発表することが大切だと考え、全員分のプレゼン時間を設けています。学生に対して気になるのは、プレゼンの際の言葉を適切に選んでほしいということ。自分の大好きなものを『プレゼント』するわけですから、投げやりな言い方や、『◯◯かもしれないですね』などの曖昧な言い方はやめましょう。また、デバイス、メディアをつくる場合は、コンテンツまで具体的に想定するところまで詰めて研究を進めてほしいと思います」

田中浩也研究室

田中浩也研究室には現在、学部2年生から博士過程の学生まで、全18人が所属しています。7月17日、ポスターセッション形式で最終発表会が行われました。水野大二郎先生や他研究室の学生たちも多数見学に訪れ、質問や議論が教室中を飛び交いました。
田中研究室の活動は一年サイクルで行われ、新入生たちは春学期と呼ばれる最初の半年間、工作機械の使用方法を学ぶことから始めます。レーザーカッターや3Dプリンタなど、研究会での作品制作に不可欠な機械で、毎週各自が思い思いのものを作り、機械での工作に慣れる一方で「自分が好きなものを自分でつくる」ということを実践します。研究会に所属したばかりの学生は、まだ自身が何に興味をもっているかに気づいていないことが多いと田中先生は言います。そのため所属したばかりの学生には「とにかく何かつくる」ということを大事にさせ、自分が「好きなもの」とは何なのかをものづくりを通じて探してもらっています。

〈田中先生による最終発表会の講評〉
「展示の約半分は研究の前段階として作成された作品が、そして残りは学部4年生の卒業制作や大学院生による、より広い視野で行われている研究の進捗成果が展示されています。工作機械の使用方法を学ぶなかで生まれた作品たちは、まだまだ質やコンセプトを掘り下げる必要があるでしょう。しかし、何も課題が与えられず、自由に作品をつくること自体が貴重な経験だと思います。好きなものを自分で作るというのは基本ですから、各自がまず何に興味を持っているのかを自問自答し、ものづくりを通じて学んで欲しいです。いずれ各自の卒業研究などにつながるきっかけとなればいいですね」

水野大二郎研究室

水野大二郎研究室は「批評的にデザインする」というコンセプトを掲げて、今年4月に新たに設置されました。第一期生は学部2〜4年生までの12人。半期の授業を終えた7月24日、春学期最終発表会が行われました。発表形式は、ポスター展示と個人ごとのプレゼンテーション。ポスターはレイアウトを統一し、プレゼンテーション資料はバイリンガル表記を必須としました。
春学期の研究は、リサーチメインの個人プロジェクトで進められました。テーマは「我々は腹を立てなくてはならない」という村上春樹のスピーチのことばです。そこから、各個人がどのようなことに腹を立て、問題を定義付けるかを、リサーチメソッドを学びながら大きな概念に掘り下げていきました。

〈水野先生による最終発表会の講評〉
「なぜデザインするか」を決めないで、「どうやってデザインするか」を決めることはできません。そのため、今期は一人ひとりの学生に読むべき本を指示し、方法論を教えた上で議論しながら、「自分のプロジェクトは自分で最後まで責任を持ってやれ」と伝えてきました。発表時のポスターのレイアウトを統一したことにも、意味があります。ポスターをデザインするということはアイデアを編集する行為ですが、同時にそれらは人々が見る成果物でもあるので、当然美しくなければならない。そのため僕がテンプレートを作成し、フォントを指定して、illustratorの使い方を教えながら作成してもらいました。春学期の授業を終えて感じる課題は、みんなすこし「実装力」が足りない、ということです。コンピュータの使い方や紙の切り方などは、プロジェクトを進めながら足腰を鍛える感覚で、覚えていくしかないと思います。

山中デザイン研究室

プロダクトデザイナーの山中俊治先生が率いる「山中デザイン研究室」には、学部2年生から博士課程3年生まで合計30人が所属しています。一人ひとり、あるいはチームを組んで、日々、観察と実験を繰り返しながら、デザイナーとしての思考法を学んでいます。春期の研究最終発表では、企業とコラボレーションした大掛かりなプロジェクトから、手作り感あふれるユニークなロボットまで、さまざまな作品が並びました。

〈山中先生による発表会講評〉

「全体として、5年をかけて目指してきた『アイデアがあったらとりあえずつくってみる』という状況は確実に進んできていると感じました。学生全員が、手を動かしてよくつくるようになった。そういったものづくりの雰囲気がこの研究室に出てきたのはいいことだと思います。一方で、構想がないままにつくり続けてしまうパターンもときどき見受けられますね。もう少しゴールを明確にして、つくってみたものを検証してから、またつくる・動かすなどしてみると、さらに良くなると思います」

 

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